20代の人材採用について成功のポイントについて考えてみる

妻の会社で21歳の男の子をバイト採用したら、初日から使えなさそうと嘆いてました。

妻に話を聞くと、フォトショ、イラレ使えますと言ってたが、いざ仕事の様子を見てみるとタイピングは人差し指でカタカタとおすレベルで、面接で使えると言ってたのは触ったことがあるレベルで、1分で終わる仕事を半日かかってたそうです。
そしてアドバイスしてもメモを取らず、目を見て話せず、素直さも元気もないと言ってました。

教える側、採用する側も問題ありだとは思いつつ、話を聞いてると辛くなってきました。

自分も最近、20代と働く機会があり、その印象を励ましとともにLINEで送ったら割と当たってたそうです。

  • 決まった仕事しかしたがらない
  • 細かな指示をしないと動けない。
  • 主体的に仕事のやり方を考えることができない
  • 自分の常識は通じない
  • 作業内容は結果と結びつけてロジカルに伝えないといけない

他の会社ではどうなんでしょうかね。自分と妻の職場だけかもしれないのですが、20代、特に新卒の採用はかなり難しい印象を持ってます。

採用しても教える側がきちんとマニュアル化してるような大きな組織でないと、かなり苦労してそうな気がします。

採用する会社、採用されるバイトがお互いに期待することが違ってるとお互い不幸なので、そうならないために何を気をつけたらいいか今までの経験を振り返ってみたいと思います。

求人情報の掲載時の注意点

IT系はfind jobという求人媒体でいい人材を採用できる印象があります。
求人媒体を利用するときは、いかに他社より魅力的に見せるかが重要なポイントで、求める業種の検索結果の他社のページ内容と比較して、オフィス環境、上司写真、福利厚生など自社のポイントを魅力的な文章とともに写真付きで役員3人がかりでまとめたことがありました。

このくらい気合いを入れないと応募数が集まらないと思ってます。
応募数を増やさないと、いい人が来る確率も上がらないので頑張りどころですね。

また、過去の失敗例を振り返ると、写真掲載できない媒体はいい人が集まらない印象があります。
魅力ある会社を探せる媒体を探せる人、募集内容を理解し、他社比較を自分で考えてできる人が自然に絞り込まれるんですかね。

求人応募の選別時の注意点

  • メールの返信スピードはどうか(メールのやりとりができるかどうか)
  • 文章が丁寧か(日本語を正しく使えるか)

採用担当者に話を聞くと、ある程度、メールのやり取りで見えてくるものがあるそうです。
採用される側も、会社が大丈夫かどうかは、担当とのメールのやり取りである程度、判断できると思います。

こういう話を聞くと普段の自分のメールも気をつけようと思いました。

履歴書の確認時の注意点

  • 履歴書の文字(文字が綺麗か、excelが使えるスキルがあるか)
  • 履歴書の写真(表情に明るさがあるか)
  • 履歴書の職歴(募集の業種と関連した職歴があるか)
  • 特技や志望動機が書けてるか(テンプレでなく自分の言葉で書けてるか)

応募する側だった時は履歴書を書くのめんどくさーと思ってたんですが、採用する側にとってはチェックする重要なポイントだと思うようになりました。

会社で、文書作成の仕事は少なからずあると思うんですが、その書類作成ができるかどうかを履歴書という文書が書けるかどうかで判断してもいいかと思います。いい内容を書けなくても、丁寧に書こうとしてる、自分のことをちゃんと伝えようとしてるかは、履歴書から伝わってくるものがあるので、気をつけたほうがいいです。

また、履歴書の写真の表情が暗い人は性格も暗く、採用後にコミュニケーションに労力かかる人が多い印象がします。

あと個人的に、住所を見て、実家在住の人は、生活の心配がない分、仕事に楽さだけを求める人が多い印象がするのでちょっと敬遠します。

面接時の注意点

履歴書の退職理由や応募理由を聞いた時に、順序立ててわかりやすく、納得できる回答か聞くそうです。それを履歴書の裏どりと言ってました。

退職理由はきつくてやめたでも全然いいんですが、そのきつかった理由を話せるかどうかがポイントみたいです。

ここで嘘や自分を偽った回答をすると、印象は悪く、嘘っぽく感じたら、検索して事実か調べることもあるそうです。

面接時に、嘘をつく人は、入社後も嘘をついたり、隠蔽したりして大きな迷惑をかけることになるので、注意しないとだなと思ってます。

採用に関する注意点まとめ

細かくみると採用に至らない事態になるので、大まかにはみたほうがいいと思うんですが、採用する側、働く側、お互い気持ちよく働くための、より良いマッチングするためのポイントはあって。今後も考えていかないとだなと思いました。

ぶっちゃけると、若い20代は採用せず、挑戦と挫折を経験した中途採用の方が、長く働いてもらいやすく、お互い気持ちよく働けると思ってます。

自分のことを振り返って考えると、20代は生意気でよくここまで生きてこれたなー、採用してもらえたなーと正直、思ってます。
美大卒業したての自己表現むき出しの今思うと恥ずかしいポートフォリオを持って、よく会社周りしてたなぁと。

過去の自分にアドバイスするなら、
応募するときは採用側の気持ちを汲み取って優しく考えてあげられるようになろうねと言ってあげたいですね。

給料などの待遇ばかりガツガツ言っても、採用側は働く前だと判断しづらいから、成果報酬をもらう気持ちで結果をまず出せるように素直さと明るさを武器に頑張ってねと。