年齢を重ねると欲しいものが少なくなってきました。
物欲と同時に3大欲求もなんで、歳のせいなんかなーと思ったりします。
そんな中、自分が気に入ったアート作品を買うというのが、自分の趣味になってきてます。そして、美術館でなく、アートフェアと呼ばれる、作品に値段がついて、売買されてる場所が好きになってきました。
そういう場所では、欲しいと思えるものを見つける楽しさと、アーティスト、ギャラリー、客の考えるアートの価値・マーケットを考えさせられるのが好きです。
欲しいものを買うのは楽しいし、そういう欲しいものを見つけられる環境は、貴重でありがたいなぁと行くたびに思います。この前は、東京国際フォーラムでやってるART FAIR TOKYO 2019 をみに行ってきました。
実際に、自分の好きなものを高いお金出して購入して、家に飾るというのは、いいものだなぁと感じます。愛でるってこういうことなんですかね。
今回は、韓国の釜山でも大規模なアートフェアをするということを知り、勤めてる会社で海外旅行を奨励する動きもあり、ART BUSAN 2019に一般客としてぶらっと行ってきました。(いつかVIP枠で行きたい)
ART BUSAN(アート釜山) とは
開催期間は2019年度は5/31 – 6/2 (5/30はVIPのみ)
入場料 15000ウォン(ウォンは10分の1が円の値段だと思ってもらえれば。15000ウォンは1500円くらい。)
2012年から、釜山をアートと文化の街にするために行われてるとのこと。
スポンサーページをみると公共機関が多い。
一方、アートフェア東京は、テレビ東京がメインスポンサーみたい。
まずアート釜山は会場がでかい
会場のBEXCO自体が日本の幕張メッセのような巨大な会場でした。
そこは、金の出所を知って納得。
確かにアート関係者以外の一般客が多かった気がしました。
会場がでかい分、作品のサイズがでかいし、展示スペースが広く、窮屈な思いをすることなく見れます。
展示は、韓国のアーティストが多いのですが、「なぜ、日本よりこんなサイズの大きい時間がかかる作品を作れるのか?」というのは疑問でした。
文化力とは経済力に先行する闘い
アート天国・日本が、韓国に負けるワケ(高橋 龍太郎) | 現代新書 | 講談社(2/2)
日本の文化予算は韓国の半分以下である。人口一人あたりの予算額でいうと、六倍以上の差がでることになってしまう。
調べると、国家の予算が異なるのが、原因のようです。詳しくは調べてないし、文化にお金をかけることが、正しいことかはわからないですが、ただ、こういう側面から、日本を考えられるのはよかったです。
アート釜山 2019のフォトギャラリー
いいなと思ったアーティストなどパシャパシャと写真を撮ってきました。
見たこと無いもの、価値観を返させるもの、風景、素材が面白いもの、知ってるアーティストの作品が、多いです。
簡単にですが、写真にキャプションつけて見ました。
アートといっても、割と世の中で受けてる作風ってカテゴリー分けできそうだなぁと感じました。アニメ風、画材の厚塗り、ビビッドな色使い、過去の作品のいじりなど。
それでも、日本とは違った角度の表現が多いので、楽しかったです。
海外のアートフェア巡りは長い人生の趣味になりそう
家族と一緒にだとちょっと予定を考えないといけないんですが、一人旅で行くにはアートフェアに行くのは、ちょうどいい海外に行く目的になるなぁと。
美大生時代に行ってたら視野も広がって良かったなぁと少し後悔しました。
釜山往復が22000円くらいなので。アート、デザイン関連の人もふらっと行ってみると表現の違いに感化されると思います。
ちょうどマツコの知らない世界で「現代アートの世界」の回があって、世界のアートフェアが紹介されてたので、40代の間で体力がまだあるうちに、ぶらっと巡ってみようと思います。
次回は、台湾、香港、上海あたりに行きたい。
買い付け資金として100万円は次回は、用意して行ければ。。
【番外】ひとり旅の家族への言い訳
子供と嫁がいて、プライベートで海外旅行に行くには、心苦しいもので、半分、出張と苦しい言い訳して、嫁の了承をえて、今回、釜山に行きました。
韓国で仕事をしてて、その関係者に会いに行ったので、半分出張は嘘では無いんですが、子供の誕生日に行ったという事実を話すと、皆、鬼の所業というようなコメントもらいます。
まぁでも子供も大きくなったし、行ける時に行っとかないと、と思い軽いノリで決断して行きました。
子供と嫁には申し訳ない気持ちもあり、ディズニーランドで遊んでもらいました。誕生日だと色々してもらえて楽しかったみたいです(苦笑)