オンライン決済サービスstripeで商品購入の2ヶ月後、クレジットカード 不正利用で不審請求され売上金額が返金に。決済完了しても安心できない。

WordPressのショップ構築やフォームでの支払いで便利なオンライン決済サービスStripe

長年使ってる中で、商品発送が済んでるのに、購入の2ヶ月後、お客さんからクレジットカードの不審請求が起こって、売上金額がアカウント残高から差し引かれるという事態が発生した。

支払いが取り消される経緯

  1. 商品購入。クレジット決済は無事完了
  2. 商品発送
  3. 購入うから2ヶ月くらい後に、お客さんからカードの不正使用として連絡されたらしく、ストライプから不審請求が発生。
  4. ストライプの管理者にしか連絡がいかないのでお客さんがストライプからの不審請求を見逃す。
  5. 1週間の不審請求提出期限が過ぎて、機械的に決済金額がなくなる処理がされる。

この不審請求に気づいたのが3ヶ月くらい後なので、不審請求の対応はできず、お客さんに直接連絡する運びになった。

stripeの不審請求とは

Stripeの不審請求についてネットを調べてみました。

stripeの不審請求を調べてみて分かったこと

  • 不審請求のメールは英語
  • 不審請求1件に対して最終的な判断が行われるには最低でも2ヶ月かかる
  • 顧客への連絡が必要(証拠として提出するため)
  • Stripeで不審請求に対する反証資料の提出は1度しかできない
  • 反証資料は下記の提出が必要

反証資料の提出内容

商品の詳細(金額設定がわかるとわかりやすいと思います)

・顧客の名前(Stripe側で設定済み)
・顧客のメールアドレス(Stripe側で設定済み)
・顧客のIPアドレス(Stripe側で設定済み)
・領収書(PDFもしくは画像の提出)
・顧客とのやり取りの内容(2. 顧客への連絡(メール)のやり取りを提出。複数枚になったのでPDFで複数ページで提出した)
・情報へのアクセス(サーバのアクセスログを提出します。上記顧客情報と一致しており、かつ対象商品を購入 or 利用したというような確かな情報を含める必要があります)

参照:Stripeのチャージバック申請(Disputes)について – Innovator Japan Engineers’ Blog

対応に手間と時間がかかることが分かった。
10,000円以下の購入金額なら手間を惜しむ選択も考えられるほどの面倒さを感じる。

今後の不審請求の対策

stripeのチャージバック補償の導入(手数料は売上の0.4%)

Stripe チャージバック保証: 予測できない不審請求からビジネスを保護

販売商品にもよると思うが、今回400件程度の注文数に対して1件なので、stripeのチャージバック補償は見送る予定。

不審請求の多い商材を扱ってる場合、高額商品の販売の場合は導入を検討する必要あるか。

不審請求の連絡を見逃さない

英語のメールが来ても内容はチェックするようにするでとりあえず様子見することにした。

まとめ。購入後も安心できないことが分かったから今後気をつける

ストライプには、カードの不正使用を防ぐ仕組みが元々あり、海外販売してる時は、だいぶ助けてもらえてるはずだから今後もありがたく利用させてもらう。

Stripe Radar: クレジットカード & 決済のための不正防止 | 日本

海外販売してるので、カード決済履歴に残る名前を英語にしてたのが今回のカードの不正利用と思われてしまった原因かもしれない。

今回のような、お客さんからのカードの不正利用の申請は起こりうるんだなということを念頭に、今後はstripeの決済履歴は注意して見ていきたい。